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電通デジタル、Google CloudとSalesforceを活用し企業のマーケティング課題解消を支援する専門チームを新設
2025年10月9日 08:30
株式会社電通デジタルは8日、Google CloudとSalesforceのソリューションを組み合わせ、企業のマーケティング課題に対してデータの統合活用や業務効率化に向けた一気通貫での支援を開始すると発表した。これに合わせて、両ソリューションの専門知識と実績を持つ、自社のプロフェッショナルによる専門チームを社内に新設した。
電通デジタルによれば、企業のマーケティング活動において、各ソリューションに顧客や購買などのさまざまなデータが点在し、データのサイロ化が進むことで、適切な施策を迅速に実行できないなどの課題が生じているという。
そこで同社では、こうした課題を解決するため、Google Cloudの高いスケーラビリティによって実現されるデータ分析と、Salesforceの高度なパーソナライズが可能なMA(マーケティングオートメーション)ソリューションを企業の課題に応じて組み合わせることで、データの統合と、データドリブンなペルソナ策定、顧客の属性に応じたリアルタイムなコミュニケーションを実現し、企業のビジネス推進を支援するとのこと。
また、Gemini、Google Agentspace、Vertex AI、Agentforceといった各社の生成AIやAIエージェントの活用によって、業務効率の高度化とアウトプットの迅速化を図り、マーケティング活動のスピードと質を高めるとしている。
なお、電通デジタルには、Google CloudおよびSalesforceの両分野に精通したスペシャリストが多数在籍しているとのこと。今回は、こうしたプロフェッショナルによる専門チームを新設し、クラウドインフラ、AI、データ分析、コミュニケーションにまたがったデジタルマーケティングの領域全般を包括的に支援することで、データとAIを前提とした企業の顧客接点の変革を、より強力に推進するとのこと。今後は、同チームによる独自ソリューションの開発も見据えている。