鈴与シンワート、クラウドサービス事業を強化し予約システム「リザエン」などを提供

　鈴与シンワート株式会社は1日、完全子会社である株式会社インタークエストのプロダクト販売に関する事業を承継したと発表した。これに伴い鈴与シンワートは、インタークエストが開発・提供してきた予約システム「リザエン」、およびクラウド型フォーム作成ツール「IQ-FORM」といったプロダクトを新たに取り扱い、クラウドサービス事業の強化を図るとのこと。

　新たに取り扱う「リザエン」は、200業種以上のさまざまなビジネスシーンで活用できる汎用性の高い予約システム。電話予約や来店予約をリアルタイムで一元管理できる予約台帳機能や、ビジネスや業務にマッチする予約サイトを簡単に作成できる機能、クレジットカードをはじめとした各種キャッシュレス決済による事前決済機能などを備えている。

　また、標準機能で対応できない場合はシステムのカスタマイズが可能で、例えば、シングルサインオン（SSO）、POSレジ連携、デジタルサイネージ出力、企業独自の予約フロー開発などを行えるとした。

　一方のクラウド型フォーム作成ツール「IQ-FORM」は、Webサイトと顧客をつなぐクラウド型のデータベースシステムで、業種・業態を問わず、さまざまな企業のマーケティング活動をサポートできるという。

　具体的には、ユーザー（顧客・会員）管理、フォーム作成、アンケート、メール配信といった4つの主要機能から構成されており、これらの機能を組み合わせることで、Webマーケティング活動におけるPDCAサイクルを効率的に回すためのソリューションを提供するとのこと。