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IIJ、企業のデータ利活用を計画から運用までワンストップで支援する「IIJデータ利活用ソリューション」を提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は4日、企業のデータ利活用の計画から実行、効果確認までのコンサルティングや、利活用に必要なIT基盤の構築・運用をワンストップで提供する「IIJデータ利活用ソリューション」提供開始した。

 IIJデータ利活用ソリューションは、主にデータ利活用にこれから着手する顧客に向けて、目的設定や仮説検証といった利活用計画の立案から、データ分析基盤の構築、データの可視化・分析サイクルの実施支援、利活用の効果の確認までを行う。それぞれの企業の課題に合わせて、データ利活用推進に必要な知見やITサービス、システムインテグレーションを提供することで顧客に伴走し、経営・事業における価値創出を支援する。

 プロジェクトマネージャーを筆頭に、データ連携・分析、ネットワーク、セキュリティなど、必要なスキルを持った人材によるワンストップ支援体制を構築し、顧客のデータ利活用プロジェクトを推進する。顧客固有のビジネス課題に合わせて分析プロセスの設計・実装・定着を支援し、成果創出を実現する。

 分析基盤として、オンプレミスやIaaS、SaaSなどに分散した社内データを安全に収集、活用できる環境を整備する。オンプレミスと各クラウドサービスとの閉域ネットワークや、IoTデバイスとの安全なモバイルネットワークの構築に加え、「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を利用する場合は、データの機密部分をマスキングして秘匿性の高い状態に加工したデータの収集にも対応する。

 ツールの選定では、IIJがこれまでさまざまな業種、業界でのシステムインテグレーション、改善、運用やコンサルティングを行ってきた知見をもとに、業務・データ・ITインフラを横断的に捉え、利活用の目的に沿った全体設計を行う。この全体設計をもとに、AWSをはじめ主要クラウドのデータ活用基盤ソリューションや、実績のあるデータ蓄積・統合サービス、さらに可視化・分析サービスなどから、最適なサービスを選定し、組み合わせて提供する。

 IIJクラウドデータプラットフォームサービスの価格は個別見積もり。