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GMOグローバルサインのIDaaS「GMOトラスト・ログイン」、セルフ型での提供を開始

同社の担当を介さず、申し込みやアカウント作成、プラン変更などを実施可能に

 GMOグローバルサイン株式会社は26日、企業向けシングルサインオンサービス(IDaaS)「GMOトラスト・ログイン」において、“完全セルフ型”による提供を開始したと発表した。新規申し込みからプラン変更、ライセンス追加まで、GMOグローバルサインでの操作を必要とせず、すべてセルフで行えるという。

 GMOトラスト・ログインは、1つのID・パスワードで複数サービスへのログインを可能にするSSOや、ID管理、ログレポートなどの機能を備えた企業向けのIDaaS。

 従来の同サービスでは、企業からの申し込み後にGMOグローバルサイン側の担当が導入設定を行っており、申し込みから利用開始までにタイムラグを生じていたほか、場合によっては、同社の担当との連携が必要だったという。

 しかし新機能により、申し込みからアカウント作成、有償プランへの変更、ライセンスの追加購入、有償オプションの導入までを、同社の担当を介さずにセルフで完結できるようになった。例えば新規利用時は、フォームからの無料アカウント作成(即時利用開始)がセルフで行えるため、申し込み後すぐに利用開始可能。プロプラン(有償プラン)へのアップグレード、無料アカウントを含めたオプション機能(有償)の追加購入やライセンス数(ユーザー数)の追加購入も、管理画面上からすぐに行うことができる。

 これにより、社内稟議(りんぎ)で利用が承認された場合、情報システム部門がすぐに導入作業へ着手でき、従来よりもリードタイムを大幅に短縮可能になるほか、新入社員向けの新規IDを発行したい場合には、管理者がその場でライセンスを追加して、即座にIDを発行できるとしている。