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トヨクモがWebフォーム作成サービス「FormBridge」強化、住所の入力を容易にする新機能を搭載
日本郵便の住所識別コード「デジタルアドレス」を用いて正確な住所を取得
2025年6月18日 12:15
トヨクモ株式会社は17日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」と連携するWebフォーム作成サービス「FormBridge」を強化し、デジタルアドレスから住所を自動取得して、別フィールドに埋められるようにする新機能を提供開始すると発表した。どのプランでも利用できる。
FormBridgeは、kintoneと連携してWebフォームを作成できるサービス。kintoneライセンスを持たない利用にも自社のkintoneにデータを登録してもらえるため、問い合わせフォーム、顧客や従業員へのアンケート、イベント登録フォーム、会員登録フォーム、外部業者とのコミュニケーションなど、さまざまな用途に利用できるという。
今回の機能強化では、デジタルアドレス入力専用のフィールドを新たに追加した。デジタルアドレスとは、日本郵便の提供する住所識別コードのことで、デジタルアドレス用のフィールドをフォームに反映し、大文字英数字7桁のデジタルアドレスを入力すると、日本郵便のAPIを通じて、対応する建物名を含む詳細な住所を自動取得し、他フィールドへ自動反映することが可能だ。
これにより、利用者の入力負荷を軽減し、入力体験が向上するほか、手入力による間違いや、同じ住所でも表記が異なる「表記揺れ」を防げるとのこと。
なお、デジタルアドレスフィールド自体はFormBridge内でのみ利用できるフィールドのため、kintoneアプリに連携することや、メールの本文等には利用できない。