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Agoopの人流可視化分析サービス「Kompreno」、指定エリアの流入・流出状況を識別できる新機能を搭載
メッシュ単位で混雑状況をランキング表示する機能も
2025年5月26日 15:27
ソフトバンクグループの株式会社Agoopは26日、調査対象エリアの人の流れを1分単位で分析し、状況変化を動画で比較・分析できる人流可視化分析サービス「Kompreno(コンプレノ)」をメジャーアップデートしたと発表した。
「Kompreno」は、利用者が指定した国内の施設・観光地などへの人の流れや、市区町村内での人の動きを動画で可視化するサービス。数クリックの簡単な操作で、指定エリア内の人の流れや滞在状況を分析できる点を特徴としており、作成したデータを基に、Webブラウザ上にて1分単位で分析を行えるという。
今回のアップデートでは、まず、指定したエリアにおける人の流れを「エリア流入者」と「エリア流出者」に分けて識別できる「流出入分析機能」が追加された。これにより、「どこから来たのか」「どこへ向かっているのか」といった人の移動傾向を可視化・分析できるとのこと。
また、メッシュ単位の混雑状況をランキング形式で表示する「混雑ランキング機能」も新たに搭載された。これを利用すると、人の集中エリアをひと目で把握できるため、より直感的に混雑傾向を分析できるとしている。
このほか今回は、ユーザビリティ向上のための改善も行われた。同一時間帯ごとのデータをまとめた表示を可能にしたことで、特定の時間帯に絞った分析が容易になったほか、移動手段の表示における視認性向上のために、表示方法をアイコン表示へと変更した。加えて、これまでの「年月日」に加え、「時・分」単位での滞在時間指定を実現している。