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パイプドビッツ、「スパイラル マイナンバー収集代行サービス」を提供開始

 株式会社パイプドビッツは19日、企業のマイナンバーの収集を代行する「スパイラル マイナンバー収集代行サービス」の提供を開始した。

 「スパイラル マイナンバー収集代行サービス」は、収集対象者への案内書類発送から、対象者の申請(郵送/ウェブ併用可)受付、不備チェック、データ化、管理、取扱報告書まで、パイプドビッツが委託先となってワンストップで提供する。

 郵送申請とウェブ申請の双方に対応でき、収集対象者はスマートフォンなどマルチデバイスから利便性の高い申請方法が選択可能。各社の特性を踏まえて発送書類はオリジナルで作成するほか、申請データの番号確認/本人確認をした上でデータベースに格納されるため、事務取扱担当者はデータベース化された個人番号を手間なく確認、利用できる。

 多店舗展開している飲食店や小売店など、拠点が多くアルバイトなどの入退社が多い企業や、人的リソース確保が難しい企業は、一連の収集業務をパイプドビッツにアウトソーシングすることで、自社内で対応するケースと比較して大幅に業務の省略化や人的ミスの最小化が可能。マイナンバーのガイドラインで規定されている、委託先に報告義務が課された内容を網羅した形で、収集状況や預かった書類の廃棄状況、問い合わせ状況、担当者への教育状況などを、顧客企業に毎月報告する。

 パイプドビッツでは、2015年7月から情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤としたマイナンバー管理システムや、社内の業務フロー整備から運用開始後の見守りまでをワンストップで支援する「スパイラル マイナンバートータルソリューション」を提供している。その中では、人的リソースやセキュリティ対策などを背景として収集代行の依頼があり、複数企業における収集代行実績があると説明。こうした実績で培ったノウハウや確立した業務フローをサービスとして提供することで、企業の業務省力化やリスク軽減を支援していくとしている。

三柳 英樹