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日本IBM、「戦略共創センター」を東京丸の内に開設

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は5日、「戦略共創センター」を丸の内永楽ビルディング(東京都千代田区)内に開設した。

 戦略共創センターは、IBMのコンサルティングのスキルや知見、IBMリサーチの先端テクノロジー、IT技術の能力といったIBMのさまざまな力を結集し、顧客の未来像を描き出す場として設立。先端テクノロジーを活用したビジネスの構想策定、最先端のアナリティクスを駆使した経営戦略策定など、将来のビジネスに関する戦略策定などを行い、顧客の成長や日本経済の成長を支援する。

 センターは、経営層を招いて議論を交わすための「エクゼクティブ・ボードルーム」、プロジェクトで利用する「コラボレーティブ・スペース」、社員のワークスタイルを支援する「ビジター・オフィス」で構成。「コラボレーティブ・スペース」は数人のグループ会議から30人程度のセミナーにも利用できるよう、レイアウト変更が柔軟になっており、旧来の日本型企業からスタートアップ企業まで、多種多様な出会いの場を創出するとしている。

 センターでは、世界規模で実施したグローバルの調査に基づく洞察をまとめた「C-suite Study」に関するエグゼクティブ対象のイベントや、テクノロジーを活用して新たな金融サービスを創出するFinTechに関するワークショップなどを順次開催する予定。

コラボレーティブ・スペース
受付風景

三柳 英樹