名刺管理アプリ「Eight」に“ニュースフィード”が追加、ビジネスSNSの機能を強化

　Sansan株式会社は22日、個人向け名刺管理アプリ「Eight（エイト）」について、新たにニュースフィード機能を追加し、デザインを刷新した新バージョンを公開した。対応OSはiOS 7.0以上、Android 4.0.3以上。

「Eight」の新バージョン。ニュースフィード機能が追加された

　Eightは、ユーザーがスマホアプリのカメラやスキャナーで撮影した名刺を、オペレーターが人力でデータ化し、クラウド上に保存された名刺情報にスマートフォンやPCからアクセスできるアプリ。

　新たに追加されたニュースフィード機能は、Eight上でつながっているユーザー同士で近況を共有し合い、ビジネスを活性化するための機能。これまでも、つながっている相手の名刺が更新された際の通知機能はあったが、ニュースフィード機能では情報に対してコメントや「いいね！」を付けることができるようになった。

　フィードには名刺の更新情報が通知されるほか、今後はフィードにユーザーが画像やテキストを投稿できる機能を8月末にリリースする予定。ウェブサイトに貼り付けられる「Eightでシェア」ボタンも準備中で、ウェブ上のニュースやブログをEightのフィード上でシェアできるようになる。

　Sansanでは、今回の新バージョンを機に、Eightは従来の名刺管理アプリを超えたビジネスソーシャルネットワークとして、名刺をビジネスのつながりとして活用する新しいユーザー体験を提供していくと説明。スマートフォン同士をタッチして名刺交換ができる機能や、BLE（Bluetooth Low Energy）を使ってその場にいる人に名刺を配布する機能を計画しているほか、今後はEight上のつながりの情報をもとに、知り合いの会社のニュースやプレスリリース、人事異動情報などをフィードに配信していくことも検討するとしている。