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日本IBM、ポール与那嶺氏が新社長に

社長に就任したポール与那嶺氏

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は5日、同日付けで、取締役副社長だったポール与那嶺氏が、代表取締役社長執行役員に就任する人事を発表した。現社長のマーティン・イェッター氏は取締役会長となる。

 与那嶺氏は、1957年生まれの57歳。サンフランシスコ大学経済学部(会計学・財務学専攻)を卒業後、1979年に公認会計士としてKPMGピートマーウィックに入社し、1999年にKPMGコンサルティング(後のベリングポイント)の社長を務めたほか、ホノルル市長特別顧問、日立コンサルティングの社長兼CEOなどを歴任した。

 日本IBMには取締役専務執行役員 営業担当(インダストリアル・通信・メディア・公益事業担当)として2010年5月に入社し、2013年3月に取締役副社長執行役員へ昇格。インダストリー事業や成長戦略などを担当していた。

石井 一志