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マカフィー、セキュリティイベント管理製品「McAfee SIEM」日本語版

 マカフィー株式会社は、セキュリティイベント管理製品「McAfee SIEM」日本語版(v9.3.1)の提供を11月25日より開始する。日本語版の提供は今回が初となる。

 McAfee SIEMは、イベント、ユーザー、システム、データ、リスク、対策に関する情報を迅速に提供することで、組織内の情報共有と活用を促進する製品。同社によれば、ほかのSIEM製品と異なり1日に数十億件のイベントを処理できるだけでなく、それらのイベントを脅威、対策、ユーザーID情報と結びつけ、実際の対策に活用できるインテリジェンスを提供するという。

 グローバルに脅威情報を収集する「Global Threat Intelligence」とも統合し、リアルタイムのレピュテーション情報とセキュリティイベントを関連付けることが可能。「McAfee Risk Advisor」とも統合し、リスク、脆弱性、および対策のコンテキストを利用して正確なリスクスコアを提供し、セキュリティリスク対策への優先順位付けを支援する。

 そのほか、「McAfee Network Security Platform」や「McAfee Vulnerability Manager」などのアプライアンス製品とも連携し、脅威や脆弱性を識別した後、これらの製品へポリシーコマンドを自動送信できるのが特徴となる。

川島 弘之