MPT、シトリックスのVDIソリューションを最短10日で導入可能なパッケージ


 株式会社エム・ピー・テクノロジーズ(以下、MPT)、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(以下、シトリックス)の3社は11日、オールインワンのVDIソリューション「All-in-one VDI Box」をMPTが同日より販売開始すると発表した。中堅・中小企業を主な対象としており、1ユーザーあたり7万9800円からの低コストで導入できるという。

 「All-in-one VDI Box」は、日本IBMのx86サーバー「IBM System x3650 M3」と、一元管理された仮想デスクトップ提供環境を迅速に導入できるシトリックスの仮想アプライアンス「Citrix VDI-in-a-Box」を組み合わせたもの。仮想デスクトップのさまざまなコンポーネントをオールインワンで提供する仮想アプライアンスとx86サーバーをセットにした上で、初期構築作業をMPTが済ませて出荷するため、最短10日間でVDIを導入できる手軽さが特徴という。

 ラインアップとしては、小規模向けの「スタンダードモデル」と、冗長構成やユーザー数の拡張に対応した「アドバンスモデル」を用意する。参考価格は、前者が30ユーザーで390万円、後者が50ユーザーで399万円。またMPTでは、テクニカルサポートサービス「MPT VDI-in-a-Box インシデントサービス」もオプションとして提供するとのことだ。

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