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NSW、「Softdrive」とOCIベアメタルを利用した高負荷対応型のマネージドVDIサービスを提供

 NSW株式会社は28日、カナダSoftdrive Technologies Groupが提供するVDI(仮想デスクトップ)ソリューション「Softdrive」とOracle Cloud Infrastructure(OCI)を活用した、高負荷対応VDIサービス「Softdrive with OCI マネージドサービス」を提供開始したと発表した。

 Softdriveは、ベアメタルベースの超高速負荷対応VDIサービスを提供する統合プラットフォーム。建築・製造・インフラ・自動車・医療・研究開発・映像制作など、高負荷なPC作業を必要とする業界に向け高性能なクラウドVDI環境を提供している。

 このSoftdriveは、グローバルではSaaS型での提供実績を持っているが、今回の「Softdrive with OCI マネージドサービス」では、日本市場のニーズに対応するため、より高いカスタマイズ性とセキュリティ要件への対応が可能な、OCIベースのマネージドモデルとして展開するとした。

 サービスでは、独自の超低遅延ストリーミングプロトコル「Softstream」と、OCIのGPU/CPUベアメタルを活用することで、従来のVDIでは実現できなかった、高速・高精度・高セキュリティなクラウド環境の構築に対応しており、3D CADやレンダリングなどの高負荷アプリも快適に動作できるとのこと。

 また、ローカルPCのスペックに依存せず、どこからでも設計環境へのアクセスを行えるほか、クラウドサービスのインフラを利用するため、ハードウェアの調達は不要で、最新GPU環境を即時に利用できるという。

 さらに、OCIの高セキュリティ機能と統合されており、TLS/SRTP暗号化、Cloud Guard、SOC2対応などによって、企業個別の要件にも対応。業界別のガバナンス/セキュリティ要件に応じた個別設計にも対応する。

 なおプランは、ユーザー数や業務負荷に応じて、10個のスペックティアから選択可能。アセスメントから構築、運用・保守を一貫してサポートするとともに、24時間365日の障害対応により、業務の安定稼働を実現するとしている。