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NTT-AT、OsecTによるOTネットワークのセキュリティ監視を支援するサービス

接続機器・通信の可視化などをサポート

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)が提供する「OsecT(オーセクト)」のセキュリティ監視を支援する「OsecT運用支援サービス」を、3月28日から提供開始すると発表した。

 OsecTは、多種多様なプロトコルが存在する制御システムのネットワークにOsecTセンサーを設置し、そのネットワークからデータを収集・蓄積・分析することで、制御システムを構成する機器や通信状況、セキュリティ上の脅威や脆弱性などを把握して、安全上のリスクを可視化するソリューション。NTT-ATは今回、そのOsecTを利用する企業を支援するため、「OsecT運用支援サービス」を提供する。

 サービスでは具体的に、アラート通知メールの送信、アラート内容に関する問い合わせ対応、月次レポートなどを提供する。

 このうちアラート通知では、OsecTから通知される接続端末検知およびシグネチャ検知を受けて、アラート通知メールを発行可能。OsecTに事前に登録された台帳と連動し、アラートの種類と発生機器の対応をわかりやすいフォーマットで通知するという。

 またNTT-ATの問い合わせポータルにおいて、アラートの内容などに関してセキュリティ専門家が回答する問い合わせ対応を実施。月次レポートでは、OsecTのレポートを利用企業に代わって出力し、プッシュ型で通知することが可能で、通知のなかには、当月のセキュリティ時事情報など、セキュリティ監視に有用となる情報を付加しているとのことだ。

 サービスの参考価格は、ランニング費用が年間138万6000円(税込)から。別途、OsecTの費用が必要となる。