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マイクロメイツ、業務のペーパーレス化による効果を具体的な数値で示す「脱紙業務支援サービス」

 TISインテックグループの株式会社マイクロメイツは19日、同社オリジナルの業務テンプレートにより、紙を使用した業務にかかる負荷やコストを分析し、デジタル化による効果を短期間で可視化する「脱紙業務支援サービス」を提供開始したと発表した。

 マイクロメイツでは、顧客企業の業務を可視化するサービスを提供しており、企業の業務改善による生産性向上に貢献してきたというが、今回はこうしたサービスで培ってきたノウハウを生かして、課題の克服を支援するサービス群を立ち上げ、その第1弾として「脱紙業務支援サービス」を提供する。

 その新サービスでは、紙を使用している業務をもれなく洗い出し、業務負荷およびコストの分析を行うことで、デジタル化対象とする業務の選定や優先度をわかりやすくアウトプットする。これにより企業は、低負荷・短期間で業務改善のための現状把握が可能になるとした。

 紙を使用している業務を洗い出すだけでなく、時間と人件費の観点でペーパーレス化した際の効果の目安を算出する点が特徴。また、コンサルタントが監修したオリジナルの業務テンプレートを用いて業務の現状調査を実施するため、現状分析までにかかる工数を最小限に抑制しているとした。なお可視化・分析の結果、ペーパーレス化を推進することになった場合には、システム導入を上申する際のエビデンス資料として分析レポートを利用可能とのこと。

 価格は、構成人数30名までの部門における1業務あたりの例で、95万円(税別)から。オプションとして、ペーパーレス実現のためのソリューション案内や、ペーパーレスソリューション選定のためのベンダーに対する提案依頼書(RFP)作成支援なども提供できるとしている。

業務テンプレートサンプル