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SCSK、非財務情報開示の効率化とサステナビリティ経営の高度化を支援するソリューションを提供
2025年3月12日 13:28
SCSK株式会社は12日、サステナビリティ経営支援サービスとして、サステナビリティ経営の高度化と業務効率化を目指す顧客向けの「サステナシップ」と、グローバルでの全社統合管理と業務効率化を目指す「ServiceNow ESG/IRM 導入支援サービス」を提供開始した。
両サービスは、SCSKグループが成長戦略として掲げるサステナビリティ経営と人的資本経営のノウハウを活用して、顧客のサステナビリティ経営の高度化を支援するため、非財務情報管理ソリューションの市場に対して提供するとしている。
サステナシップは、自社・関連会社の非財務情報を収集・一元管理・可視化することで、現場の負担や人的ミスを低減し、業務効率の向上を支援するとともに、各種開示基準や自社のマテリアリティにひも付けた開示情報の設定や、AIチャット機能によるドキュメントの定性・定量分析でサステナビリティ経営の高度化をサポートするサービス。
ServiceNow ESG/IRM 導入支援サービスは、非財務情報管理を支援するクラウドサービス「ServiceNow ESGソリューション」に、SCSKが有するサステナビリティ経営と人的資本経営のノウハウを生かした導入支援サービスを提供する。さらに、ServiceNow IRM(統合リスク管理)ソリューションで、事業リスクや内部統制など企業内のリスク管理の統合を支援する。
SCSKでは、サステナシップは2030年度までに200社への導入を目指すと説明。GRIスタンダードやSASBスタンダードなどの、主要開示基準に準拠した収集項目の定義や、外部ソリューションデータとの連携機能の実装を行うとともに、顧客の声を取り入れながら順次機能拡張を図り、顧客の価値創造プロセスを強化する機能提供を予定するとしている。
ServiceNow ESG/IRM 導入支援サービスは、ServiceNow ESG/IRMの強みである非財務情報の収集・管理のベストプラクティスと、高い専門性を持つSCSKのビジネスアナリストが、変化する開示要件と顧客の業務要件に最適なソリューションを提供する。
今後、今回提供を開始する2つの非財務情報管理ソリューションに加えて、SCSKが保有するさまざまな知財の活用を進めることで、顧客のサステナビリティ経営の実現や非財務資本の価値向上に向けた支援を行い、顧客とともに持続的な社会の発展に貢献していくとしている。