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アドバンスソフトウェア、Excelファイル生成ツール「ExcelCreator 12」を提供

PDFファイル出力時にデジタル署名やタイムスタンプを付加可能に

 アドバンスソフトウェア株式会社は23日、Excelファイル生成ツール「ExcelCreator」の新版として、「同 12」をリリースしたと発表した。

 ExcelCreatorは、.NET、.NET Frameworkのプログラム上でExcelファイル(xlsx/xls形式)を作成できるツール。Excelがインストールされていない環境でも高速にExcelファイルを生成できるため、サーバー/クラウド上のアプリケーションでも使用でき、WindowsアプリケーションやWebアプリケーションにおける、Excelを有効に活用したアプリケーション開発を支援するという。

 またExcelファイル以外にも、PDF、HTMLファイルの出力にも対応しており、今回の新版では、PDFファイルにデジタル署名やタイムスタンプを付加する機能を追加したほか、HTMLファイルの出力では、入力可能なHTMLファイルを出力する機能を新たに搭載した。HTML上で入力されたデータをExcelファイルに上書き保存したり、別のファイルとして保存したりできるとのこと。

 また、グラフ情報の取得機能が追加され、サードパーティー製のグラフコンポーネントと組み合わせることで、PDFファイル出力時にグラフを出力可能になっている。さらに、2次元バーコードのQRコード、PDF417をはじめ、主要な1次元バーコード、郵便カスタマーバーコードを生成可能なバーコードクラスが追加された。

 価格は、開発ライセンスが1クライアントあたり7万7000円(税込)。ExcelCreator 12を組み込んで開発したアプリケーションをサーバーに配置して使用する場合は、別途サーバー運用ライセンスが必要になる。