リコージャパン、DXソリューションを体感する新施設「RICOH Smart ＆ Innovation Center」を開設

　リコージャパン株式会社は、AIやDX（デジタルトランスフォーメーション）を活用して、企業が課題解決後の“あるべき姿”を体感できるよう支援する支援する施設「RICOH Smart ＆ Innovation Center」を、1月15日に開設すると発表した。東京都港区のリコージャパン本社事業所（芝公園ファーストビル）内に設置される。

　「RICOH Smart ＆ Innovation Center」は、AI活用やDX、GX（グリーントランスフォーメーション）がもたらす価値を、最新のソリューションやサービスを通して体感できる施設。利用企業が自社の課題に即したソリューションを体験する中で、対話しながら、課題解決策の創出を支援するという。

RICOH Smart ＆ Innovation Center

　具体的には、まず、その企業が抱える顕在・潜在的な課題を、リコージャパンが提供するAIエージェントとの対話や、さまざまなデジタル度診断ツールなどを使って、企業自身が明確化する。

　そして、施設内に設置された約20種のソリューションの中から、そうした課題に対応するものを体験。ソリューション導入後の具体的な業務フローや、課題解決後の姿を実感する中で、企業特有の課題解決策や、そこからうまれる価値を、リコージャパンとともに創出するとした。

　また、本社事業所に併設のLiveOffice「ViCreA（ヴィクレア）芝公園」（1月中旬オープン予定）、「RICOH Printing Innovation Center」との連携により、オフィスから現場、社会に広がるワークプレイス全般の課題解決策を提案するとのこと。

「Prologue」　壁2面を使い、本施設のコンセプト映像をプロジェクターで投影。来場者の没入感を高めている

「Session Room」　リコーが開発したAIエージェントとの対話や、デジタル度診断ツールなどを活用しながら、企業の現状の課題を可視化し、解決に向けた方向性をともに考える

「Experience Booth」　生成AIによるデータ活用を実現する「RICOHデジタルバディ」、アプリ作成を支援する「RICOH kintone plus」といった約20ソリューションを紹介。課題解決後の姿を体感してもらう

「Epilogue」　GX実現に向けた脱炭素ソリューションやSDGsの取り組みを案内