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セイコーソリューションズ、勤怠管理クラウド「esTIME」のLGWAN対応版を地方公共団体向けに提供

 セイコーソリューションズ株式会社は20日、クラウド勤怠管理システム「esTIME(エスタイム)」において、行政専用ネットワークである「LGWAN」に対応したサービスを追加すると発表した。地方公共団体向けに、同日よりサービス提供を開始する。

 esTIMEは、申請や承認、データ出力など、勤怠管理に関わるさまざまな業務をシステム化できるクラウド型の勤怠管理システム。データはすべてクラウドに保管されるため、利用する企業・団体では新しくサーバーを準備する必要がなく、導入の手間やコストを削減できるという。

 また、日ごとのシフト管理や実績管理も可能で、特に実績管理機能は、地方公共団体での科目管理に対応しており、科目ごとの業務時間を記録・管理可能。法改正に対応したアップデートは無償で提供されるので、追加コスト不要で利用できるとしている。

 こうした機能を持つさまざまな勤怠管理システムが提供されるようになっている一方で、地方公共団体では、ネットワークのセキュリティ管理上の制約から、いまだに紙での勤怠管理が残ってしまっている団体も多く、業務効率化の妨げになっていたり、属人化によって情報がブラックボックス化してしまったり、といった課題を抱えているとのこと。

 そこでセイコーソリューションズは、全国の地方公共団体向けに、LGWANに対応したesTIMEのサービス提供を開始することで、これらの課題解決を支援するとした。なお今回のLGWAN対応では、両備システムズが提供するLGWAN連携基盤「R-Cloud Proxy」を利用している。