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キヤノン、A4レーザープリンター/複合機「Satera」シリーズ新製品7機種を発表

 キヤノンは17日、レーザープリンター・レーザー複合機「Satera」シリーズの新製品として、A4カラーレーザープリンター「LBP732Ci」、A4カラーレーザー複合機「MF842Cdw」、A4モノクロレーザープリンター「LBP172/LBP171」、A4モノクロレーザー複合機「MF289dw/MF288dw/MF286dn」の計7機種を、10月25日に発売すると発表した。価格はオープン。

 A4カラーレーザープリンターのLBP732Ciは、カラー/モノクロともにA4片面で毎分38枚の高速印刷に加え、オプションの給紙カセットの装着で最大2660枚の給紙容量を実現。同時に5種類の用紙をセットでき、流通・小売りにおけるチラシやプライスカード、調剤薬局における薬袋や薬剤情報など、さまざまな用紙を大量に印刷する業務において、用紙交換・補充の手間を軽減する。

 A4カラーレーザー複合機のMF842Cdwは、ADF(自動原稿送り装置)による両面同時読み取りを、従来機種に比べて約30%高速化し、A4両面で毎分190ページに向上させた。A6サイズや名刺などの小サイズ紙にも対応し、多様な紙文書の電子化を促進する。また、操作部には7インチのカラータッチパネルを採用し、コピーやプリントなどの機能ボタン(アイコン)を使用頻度に応じてユーザーが並び替えられるなど、使い勝手を向上した。

 A4モノクロレーザープリンターのLBP172は、A4片面で毎分33枚、A4両面では毎分20枚の高速印刷が可能。横幅を抑えたコンパクト設計でありながら、トナーカートリッジの交換や用紙のセットを本体前面から行えるため、窓口業務や在宅勤務など、スペースに限りのある環境でも設置できます。また、ファーストプリントは約5.0秒の素早い立ち上がりで、印刷時間を従来機種と比較して0.2秒短縮した。

 A4モノクロレーザー複合機のMF289dwは、ADFによる両面読み取りに対応しているほか、6行液晶タッチパネルを採用することで高い操作性を実現。LBP172とMF289dwはともに、本体色はホコリや指紋が目立ちにくい白色で、清潔感が求められる医療機関や、接客を伴うカウンター業務にも適している。

Satera LBP732Ci
Satera MF842Cdw
Satera LBP172
Satera MF289dw