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クオリティア、標的型攻撃メール訓練サービス「dmt」をリリース

 株式会社クオリティアは3日、クラウド型の標的型攻撃メール訓練サービス「dmt(ディーエムティー)」をリリース開始したと発表した。

 dmtは、巧妙化する標的型メール攻撃から機密情報や個人情報を守るために、不審なメールを開かない訓練ができるサービス。1メールアドレスあたり月額150円(税別)のシンプルなプランで、フル機能を利用でき、回数無制限で何度でも繰り返し訓練を行える。

 最新の攻撃メールを参考に、Emotet(エモテット)を模した添付ファイル型攻撃や、URLリンク型(フィッシング型)、添付ファイルとURLリンクの複合型、社内業務連絡/社外・取引先を模したもの、外部組織や通知系など、リアルな訓練が行える。

 180種類以上の訓練シナリオ、メールや添付ファイルの編集、送信元や訓練用ドメインの選択、14種類の訓練用ドメイン、サーバー負荷を軽減する分散配信、全アクション取得とアクション除外表示、ダッシュボードによる訓練状況の把握など、多彩な機能を搭載。セルフ型で利用でき、対象者や訓練内容など顧客の状況に合わせた訓練をフルカスタマイズで行える。

 訓練の分析ができるレポート機能も備え、レポート、訓練結果一覧(訓練対象者の最終ステータスを記録したデータ:状況確認用)と、イベント一覧(訓練対象者がアクションした全てのステータスを記録したデータ:詳細分析用)の2種の訓練データを自動作成し、ダウンロードできる。

 クオリティアではリリース開始に伴い、1メールアドレスあたり月額120円でサービスを提供する「dmt 乗り換えキャンペーン」を実施する。2025年3月31日までの申し込みユーザーが対象。