アシスト、WindowsファイルサーバーをAWSへ移行する「ファイルサーバー移行支援サービス」

　株式会社アシストは30日、Windowsで運用中のファイルサーバーをAmazon Web Services（AWS）へ移行する「ファイルサーバー移行支援サービス」を、同日より提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

　アシストではこのような課題を解決するため、AWSのフルマネージドサービスの強みと柔軟な拡張性を活用した「ファイルサーバー移行支援サービス」を提供することで、顧客企業の業務効率の向上と運用負荷の軽減を強力に支援します。

　「ファイルサーバー移行支援サービス」は、自社内やデータセンターなどで運用しているオンプレミス環境のWindowsファイルサーバーを、クラウド上に移行するサービス。移行先のサービスとしては、AWSの「Amazon FSx for Windows File Server」を利用し、オンプレミスのWindowsファイルサーバーと同様の使い勝手を維持したまま、高可用性とスケーラビリティを提供するという。

　また移行にあたっては、AWS認定資格を持つアシストの技術者が、移行対象のサーバーのアセスメント、AWS環境での移行PoC、本番移行までを技術的に支援する。具体的には、まず、現行のファイルサーバーの構成・利用状況・課題などを確認し、データ量やアクセス権限なども加味しながら最適な移行方式を検討するほか、データ移行時のスループット測定、データ移行成否等の確認などを検証する移行PoCを実施。その結果を基に、最適な移行計画を策定するとした。

　そして、PoC実施時の課題を解決した上で本番環境への移行作業を実施。移行後は、データ内容に問題がないことを確認する。なおツールとしては、オンプレミスからの大量データをオンラインで移行できるフルマネージドのデータ転送サービス「AWS DataSync」を用いることにより、ダウンタイムを最小限に抑えられるとのこと。