ニュース

エプソン、画質や使いやすさを向上したカラーラベルプリンター「CW-C8020M/CW-C8020G」を発表

CW-C8020M/CW-C8020G

 エプソン販売株式会社は26日、カラーラベルプリンター「ColorWorks」シリーズの新商品として、「CW-C8020M」「CW-C8020G」の2機種を9月18日に発売すると発表した。

 カラーラベルプリンターは、製造業、食品、小売業、医療などの業種において、「識別ラベル」「情報提供ラベル」「商品アピールラベル」などで利用されている。

 新製品は、ColorWorksシリーズ最速の高速印刷性能を持つ「TM-C7500シリーズ」の後継機となり、基本性能はそのままに、顧客からの要望が多かった「画質」「使いやすさ」「環境対応性」を向上した。

 画質面では、紙の搬送構造を更新し、印刷物をより美しく表現できるようにした。印刷時の縦線や版ずれといった紙搬送時の現象が改善され、ベタ印刷画質が向上。混合色の文字境界も鮮明に印字する。

 マットブラックモデルのCW-C8020Mは、普通紙・和紙・マット紙・合成紙との相性が良く、コスト重視の情報ラベル、和紙を使った商品ラベルにも十分な黒濃度と高画質なカラーで印刷できる。フォトブラックモデルのCW-C8020Gは、速乾性に優れ、光沢紙・高光沢紙・光沢フィルムとの相性が良く、高級感のある商品ラベルを高画質で印刷できる。

 使いやすさとの面では、操作パネルに加えてインク交換や用紙交換の操作部分をフロントに集約し、一方向からのアクセスによるオペレーションを可能にした。さらに、2.7型カラーLCDパネルを搭載し、IPアドレスやWi-Fiの設定もパネル操作で実施できる。

 また、環境対応性の面では、大容量インクパック方式を採用し、従来のインクカートリッジと比較して約1.6倍のインク容量となり、インク交換の手間と時間を削減する。同時に、プラスチック量約75%削減と廃棄時の体積約85%を削減することで、環境負荷低減に貢献する。

 製品の標準価格は、CW-C8020M/CW-C8020Gとも74万8000円(税別)。