パナソニックの長時間労働抑止システム「Chronowis」、スマホからの残業申請・承認機能を搭載

　パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社（パナソニック）は8日、長時間労働抑止システム「Chronowis（クロノウィズ）」のバージョンアップ版をリリースしたと発表した。

　Chronowisは、PCの利用を制御することによって従業員の残業時間に制限をかける長時間労働抑止サービス。PC利用時間の記録、時間外利用時のポップアップ表示や強制シャットダウン、残業時間が月間の上限値に達する前の事前通知などの機能で労働時間を可視化し、働きすぎやコンプライアンス違反を防止するという。

　このChronowisでは、残業時のPCの時間外利用に関する申請・承認機能も備えているが、従来はPCからの操作が前提だったため、外出から会社に戻った時にはすでに上司が退社しており、上司の承認が得られないといった場合があったという。

　そこで今回のバージョンアップでは、スマートフォンからも申請・承認を行えるようになった。スマートフォンのWebブラウザ（Safari／Google Chromeなど）でアクセスした際に、利用者に申請用の専用画面を表示できるほか、承認者として設定されている利用者がアクセスした際には、承認用の専用画面を表示し、部下からの申請を承認できるとしている。