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日本ワムネット、ファイル転送サービス「DIRECT! EXTREME」とクラウドストレージを連携させる新機能

異なるクラウドストレージ間での高速ファイル転送などが可能に

 日本ワムネット株式会社は5日、自社のファイル転送サービス「DIRECT! EXTREME」を強化し、クラウドストレージとの連携オプションを追加すると発表した。

 DIRECT! EXTREMEは、TBSテレビの特許技術である独自のUDP通信プロトコルやオンザフライ機能を用いることで、最大1ファイル2TBのデータを高速に転送できる企業/拠点間ファイル転送クラウドサービス。通信経路のSSL/TLS暗号化やデータのAES暗号化によってセキュリティを確保するほか、自動化ツールによる業務効率化なども実現できるという。

 今回は、異なるクラウドストレージ間でのファイル転送のニーズに応えるため、同サービスにおいて、ファイル転送時にクラウドストレージを転送元・転送先として選択できる、クラウドストレージ連携機能を追加する。

 これにより、送信者はローカルにファイルをダウンロードしなくとも、クラウドストレージ上のデータを直接指定できるようになったほか、保存先としてもクラウドストレージを直接指定可能なため、利便性と業務効率が向上するとのこと。

 費用は、1クラウドサービスあたり月額1万円(税別)で、DIRECT! EXTREMEの基本料金等は別途必要になる。なお、クラウドストレージは当初、Amazon S3、Box、Dropboxに対応し、今後も対応サービスを順次拡大する予定だ。