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ぷらっとホーム、死活監視やリソース監視などが可能なアプライアンス「EasyBlocks リソース監視」

 ぷらっとホーム株式会社は3日、ネットワークアプライアンス製品群「EasyBlocksシリーズ」の新ラインアップとして、リソース監視・トラフィック監視・死活監視を実現する監視アプライアンス「EasyBlocks リソース監視」を発表した。価格はオープンで、7月中旬の出荷開始を予定している。

 「EasyBlocks リソース監視」は、既存の監視アプライアンス「EasyBlocks 監視」をベースに、新たにリソース監視機能やトラフィック監視機能を組み込んだ製品。死活監視はもちろん、ネットワークのトラフィックやサーバーのリソースの監視、および利用状況の可視化を実現するという。

EasyBlocks リソース監視

 具体的には、ネットワークデバイスのトラフィックをはじめ、サーバー等のCPU・メモリ・ストレージ使用率を収集し、トラフィック監視をしたり、CPU・メモリ・ストレージなどの各種リソース監視をしたりすることが可能。Webブラウザ上にて、日単位・週単位・月単位でトラフィック量やリソース使用率などの可視化を行えるため、トラフィック量の傾向分析に加えて、異常なトラフィックの検知にも利用できるとした。

 また死活監視では、Ping/ポート/サービスの監視に対応しており、メーカー・機種を問わず、TCP/IP使用機器であれば一元的に管理できる。なお、監視対象機器へのエージェント等のインストールは不要とのこと。

 さらに、各ホストやサービスの状況を視覚的に確認可能な監視マップ機能も搭載。異常発生箇所がどの機器なのかがひと目でわかるので、迅速に原因を特定して対処できると、そのメリットを説明した。

リソース・トラフィック等の表示画面
監視マップの画面

 ぷらっとホームでは、利用例として、自社または客先のサーバーやネットワーク機器が正常に動作しているかをリアルタイムで監視し、ITインフラの運用・保守業務に活用したり、ネットワークのトラフィック量を常時監視して、普段と異なる量のトラフィック量を検出することで、不正アクセスの予兆をとらえたり、といった使い方を挙げた。このほか、ネットワークのトラフィック量を定量的にモニタリング可能な特長を生かし、教育機関や企業のネットワークの性能診断を行うためのツールとしても活用できるとのことだ。