ニュース

リコージャパンとタナベコンサルティングが協業を拡大、全国の中堅・中規模企業向けにDX支援

 リコージャパン株式会社と株式会社タナベコンサルティングは3日、両社の連携による顧客価値創出の取り組みを、全国に拡大すると発表した。全国の中堅・中規模企業に対し、タナベコンサルティングが得意とする、DXビジョン・戦略の構築、IT化構想支援などの経営コンサルティングと、リコージャパンのデジタルサービスを組み合わせ、経営とデジタルをあわせた「課題解決型のコンサルティングサービス」を提案するという。

 タナベコンサルティンググループでは、1万7000社以上の支援実績を持ち、戦略策定からDX等の経営オペレーションの実装・実行まで、経営を一気通貫で支援するコンサルティングを全国で提供しているとのこと。

 一方のリコージャパンでは、ITの知見を持つセールスやカスタマーエンジニア、システムエンジニアが、顧客企業のデジタル化のための提案やサービス保守を行うなど、中小企業のDXを伴走してサポートするサービスやソリューションを提供しているという。

 今回の協業強化では、タナベコンサルティングが提供している、ストラテジー&ドメイン、デジタル・DX、HR、ファイナンス・M&A、ブランド&PRといった領域の経営コンサルティングサービスと、リコージャパンのバックオフィスソリューション、業種業務ソリューション、オフィスプロダクツを組み合わせ、全国において、中堅・中小規模企業の課題解決を支援する。

 すでに、タナベコンサルティングの人材アセスメントサービス「HR KARTE(人材カルテ)」といったHRパッケージに対する引き合いに対して、両社で協業し提案を進めているとのことだ。

 なお両社では、「HR KARTE」を含む経営コンサルティングサービス、およびリコージャパンの各種ソリューションの導入において、2026年度までの3年間で、合計1000社への導入を目指して取り組みを進めるとしている。