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フォーム入力情報を契約書に自動で反映できる「クラウドサインFORM powered by formrun」を提供

電子契約クラウド「クラウドサイン」とフォーム作成管理ツール「formrun」が連携

 弁護士ドットコム株式会社は3日、クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」と、株式会社ベーシックのフォーム作成管理ツール「formrun(フォームラン)」とを連携させ、フォーム入力情報を契約書に自動で反映できるソリューション「クラウドサインFORM powered by formrun」(以下、クラウドサインFORM)として提供開始すると発表した。

 formrunは、フォームを容易に作成できるツール。「問い合わせ」「申し込み」「アンケート」など100種類以上のテンプレートから適したものを選択し、ドラッグ&ドロップやテキストの入力といった作業だけで、誰でも簡単にフォームを作成できるという。一方のクラウドサインは、契約の締結から管理までをオンラインで行えるクラウド型の電子契約サービスである。

 今回は両サービスの連携により、フォームに入力された情報を自動で契約書に反映する「クラウドサインFORM」の提供を開始する。契約を締結する際には、従来、顧客情報をメールなどで収集し、その情報を担当者が手入力して契約書を作成するのが一般的だったものの、申し込みから契約締結までのフローが断続的であり、契約が完了するまでに時間がかかることや、サービス契約途中で顧客が離脱してしまうといった点が課題だったという。

 これに対して「クラウドサインFORM」では、必要な情報を顧客がフォーム入力するだけで契約書を作成できるため、契約締結のフローがより簡素化されるとのこと。また、フォームに入力されたメールアドレスや担当者名などを基に、氏名や住所が反映された契約書がタイムリーに顧客へと送付されるので、完了率が高くなる効果が見込まれるとした。

 なお連携設定は、formrunとクラウドサインの環境(アカウント)の連携に加えて、フォームとクラウドサインのテンプレートを連携する2ステップで、作業が完了するとのことだ。