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チェック・ポイント、「Harmony Email & Collaboration」に統合検疫などの新機能を追加

 米Check Point Software Technologies(以下、チェック・ポイント)は現地時間11日、「Check Point Harmony Email & Collaboration」ポートフォリオを強化する、新たなメールセキュリティ機能を発表した。

 この新機能には、特許を取得した統合検疫機能、DMARCモニタリング機能、アーカイブ機能、スマートバナー機能が含まれる。

 統合検疫機能は、管理者とエンドユーザーが、MicrosoftとHarmony Emailの両方から隔離されたすべてのメールを、単一の画面上で閲覧し、復元できる。これにより、メールの管理が簡素化され、管理者の労力やエンドユーザーの余計なストレスを軽減する。

 DMARCモニタリング機能は、厳格なDAMRCポリシーを維持することにより、業務に影響を与えることなく、企業やブランドの評判を保ち、顧客やパートナーへのなりすまし攻撃を防ぐことができる。

 アーカイブ機能は、すべての社内メールや送受信メールを何年にもわたって保存することが可能になり、さらに競合他社製品からのアーカイブのインポートや、DR(ディザスタリカバリー)や法的なユースケースに対応できる。

 スマートバナー機能は、ポリシーの適用を促進することや、疑わしいメール、わずかに悪意の感じられるメールなどを正確に報告するなど、メール内の表示でユーザーに直接サイバーセキュリティ教育を行える。