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ソリトンのDHCP/DNSサーバーアプライアンス「NetAttest D3」、設定・運用作業の支援機能を強化

 株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は10日、DHCP/DNSサーバーアプライアンス「NetAttest D3」において、運用・導入しやすさなどを強化した新版を提供開始すると発表した。

 NetAttest D3は、エンタープライズネットワークの信頼性と運用性の向上を目指して開発されているDHCP/DNS専用アプライアンス。DHCP/DNSの設定や管理では、直感的に操作できる日本語のWeb管理画面を提供しており、日々の運用を容易に行えるようにしているほか、「NetAttest D3 Operation Supporter」ツールを用いることで、日々の運用を自動化して、さらなる効率化を図れるとした。

 今回の新版では、タイル式の基本メニューを追加し、システム管理者が実施したい操作に対応する設定画面へと、スムーズにアクセスできるようにした。これにより、システム導入やその後の運用作業の効率が向上するとともに、操作ミスによるエラーや障害の発生を抑えられるという。

 また、DHCPサービスにおけるIPアドレスの払い出し状況をグラフィカルに表示可能となり、使用中および未使用のIPアドレスの分布を視覚的に確認できるように改善したことで、ネットワークリソースの計画やIPアドレス枯渇を未然に防げるとのこと。

 加えて今回は、最大4台のNetAttest D3による拠点間冗長や、統合管理アプライアンス「NetAttest D3 Manager」自身の冗長化にも対応している。