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オラクル、「Oracle Cloud SCM」の新しいサプライチェーン実行機能「Oracle Smart Operations」を発表S

 米Oracle(以下、オラクル)は現地時間3月14日、グローバルなサプライチェーン業務の効率化を支援するため、「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing(以下、Oracle Cloud SCM)」の新しいサプライチェーン実行機能である「Oracle Smart Operations」を発表した。

 Oracle Cloud SCMは、企業がサプライチェーンプロセスをシームレスに統合し、変化する需要、供給、および市場の状況に迅速に対応できるよう支援するソリューション。四半期ごとに追加される新しい機能により、顧客が変化に強いサプライネットワークとプロセスを構築できるよう支援する。

 Oracle Smart Operationsは、「Oracle Cloud Manufacturing」および「Oracle Cloud Maintenance」の顧客が敏捷な業務を行うことにより、効率を向上させ、より適切なビジネス上の意思決定を行えるようにし、連携され自動化されたインテリジェントな機能を提供すると説明。AIなどのテクノロジーを搭載したOracle Cloud ManufacturingおよびOracle Cloud Maintenanceの新機能により、生産性と品質の向上、計画外ダウンタイムの削減、業務全体の可視性を高め、顧客の工場におけるパフォーマンスの向上を支援するとしている。

 Oracle Cloud Manufacturingの新機能は、顧客が設備、従業員、サプライチェーンプロセスを接続し、これらから得られるデータを組み合わせて、リアルタイムの推奨事項を提供するとともに、自律的に生産を調整し、より優れた製造上の意思決定を下せるようにする。

 新機能のうち、オペレーターワークベンチは、作業の開始や停止、時間の追跡、必要な資材と生産工具の管理、生産の例外レポートなど、日々の業務を実行する際に、情報やインサイトにアクセスするための単一のユーザーインターフェイスを提供する。シンプルでユーザーフレンドリーな環境と、自動化されたデータキャプチャにより、機械オペレーターは日々の業務を明確に把握でき、組立作業者はより自律的に作業指示を実行し、生産量を迅速に追跡・記録できる。

 デジタル作業指示書は、手動および自動による複雑なアセンブリ作業を簡素化し、品質と一貫性を向上させるための手順を実施できるように支援する。シンプルで直感的な作業指示書により、機械オペレーターや組立作業者は、コンプライアンスに準拠しながら、生産性、品質、安全性を向上させられる。

 Oracle Cloud Maintenanceの新機能は、メンテナンスデータをリアルタイムの資産情報、従業員、およびサプライチェーンデータと組み合わせて、継続的な監視と予知保全を実現する。

 新機能のメンテナンス技術者用ワークベンチは、メンテナンス技術者が、割り当てやスキルに基づいて、関連する作業に素早く簡単にアクセスできるようにする。また、サービス履歴に関するインサイトを提供し、他の従業員とのシームレスなコラボレーションをサポートする。すべての技術者の作業を単一のモバイルユーザーインターフェイスで実行できるため、メンテナンス関連の意思決定を迅速に行い、生産性の向上、ダウンタイムの削減、初回解決率の向上、バックアップ在庫の最適化、および設備の信頼性の向上を実現できる。