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KDDIとJPIX、大阪ビジネスパークでデータセンター間の芯線接続サービスと新たなIX接続拠点を提供

 KDDI株式会社と株式会社JPIXは29日、4月1日から大阪ビジネスパーク(以下、OBP)エリアにおいて、データセンター間を芯線接続するサービス(以下、芯線接続サービス)と、インターネットエクスチェンジ(以下、IX)の提供、およびデータセンター拠点を開設すると発表した。

 KDDIとJPIXは、西日本におけるデータセンター集約地のひとつであるOBPエリアにおいて、同エリアに所在するKDDIの「TELEHOUSE OSAKA」と、エクイニクス・ジャパン株式会社のデータセンター「Equinix IBX OS3」など、データセンター間を芯線接続するサービスを提供する。

大阪ビジネスパーク景観

 これまで、OBPエリアではTELEHOUSEを含む各データセンターを利用する顧客が、データセンター間の接続を希望する場合、顧客側で個別に通信キャリアの専用回線を用意する必要があった。芯線接続サービスを利用することで、回線コストの削減に加え、大容量かつ柔軟な接続環境を実現する。

 また、KDDIとJPIXは、OBPエリアのEquinix IBX OS3など複数のデータセンターにおいて、「JPIX大阪」の新たな接続拠点と、TELEHOUSE OSAKAを補完するデータセンターサービスを提供する。

 KDDIグループは、OBPエリアにおける複数のデータセンター間において、高信頼・高品質な接続とコネクティビティの向上を実現し、顧客がさまざまなパートナーとつながることで、顧客の新たなビジネス創出を支援すると説明。今後も、協調領域における事業者、パートナーとのコラボレーションを通じ、世界のコネクティビティ環境の向上に貢献していくとしている。

OPBエリア内の提供イメージ図