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KDDIのデータセンター「TELEHOUSE OSAKA 2」、JPIXのIXサービスを利用可能に

 KDDI株式会社と日本インターネットエクスチェンジ株式会社(以下、JPIX)は24日、KDDIが運営している大阪のデータセンター「TELEHOUSE OSAKA 2」内に、JPIXの接続ポイント(PoP)を設置したと発表した。同日より、「JPIX大阪京橋サイト」としてIX(Internet Exchange)サービスを提供開始する。

 TELEHOUSE OSAKA 2は、国内データセンターサービスの西日本主要拠点として新設され、2015年8月よりサービス提供を開始しているデータセンター。ラックあたりの最大利用可能電力は30kVA(定格)に強化されており、高負荷ラックに対応できる能力も備えているため、プライベートクラウドから、高集積なコンテンツサービス・商用クラウドサービスまで利用できるという。

 今回の新サービスの提供は、大阪で増大しているというIXおよびコロケーション需要に対応するもの。これによりTELEHOUSE OSAKA 2のユーザーは、KDDIの持つ高電力需要へのケイパビリティ、高い信頼性やKDDIネットワークとの接続性に加えて、JPIXが提供する低遅延かつ多接続の環境でのビジネス展開が可能になるとしている。