ニュース

日立システムズ、セキュリティソリューション「SHIELD」のサービスメニューを強化

企業のセキュリティ業務を7カテゴリー25業務に分類

 株式会社日立システムズは15日、マネージドサービス事業のサービス体系「Hitachi Systems Managed Services」を構成するサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」のサービスメニューを強化したと発表した。

 日立システムズでは今回、平時から有事までのセキュリティ対応全般の指針を体系的に定義しているNIST CSFに基づき、企業のセキュリティ業務を7カテゴリー25業務に分類し、企業が25業務を行うために必要となる対応をプロセスとして整理。各プロセスに日立システムズのサイバーセキュリティソリューション「SHIELD」の全サービスをひもづけ、体系化した。

 具体的には、以下の7カテゴリーである。

1)コンサルティング
2)セキュリティ評価
3)セキュリティ対策
4)モニタリング
5)対策
6)復旧
7)報告

セキュリティ業務の7カテゴリー

 この体系化により、企業は自社のセキュリティ対策に関して、情報セキュリティ部門で行う業務を起点に、対策済みの個所と未対策の個所を俯瞰(ふかん)して把握できるようになるため、業務ごとのセキュリティ対策という個別の対策ではなく、全社的で連続性のある業務プロセスの中で、どの部分のセキュリティ対策が必要かという視点からセキュリティ対策全体を考慮して、必要なセキュリティサービスを選択できるようになるとしている。

 また日立システムズでは、これらのサービスにより、コンサルティングから導入支援、監視運用まで網羅的に提供できるため、企業はセキュリティに関する相談先を日立システムズに一本化でき、セキュリティ対策におけるトータルでの導入コスト削減や導入までの期間短縮、セキュリティサービスの管理負担軽減が可能になると、今回の取り組みをアピールした。