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内田洋行ITソリューションズ、建設業向けの勤怠管理クラウド「UC+キンタイ for PROCES.S」を提供

工事別労務管理にも対応

利用イメージ

 株式会社内田洋行ITソリューションズは12日、ERPや基幹システムと連携して機能を拡張するクラウドサービス群「UC+(ユクタス)」の新サービスとして、建設業向けERPシステム「PROCES.S(プロセス)」と連携可能なクラウド型勤怠管理サービス「UC+キンタイ for PROCES.S」を提供開始したと発表した。

 「UC+キンタイ for PROCES.S」は、建設業向けのクラウド型勤怠管理サービス。現場担当者は出退勤を工事別・工種別に打刻でき、収集した工事別の勤怠データを「PROCES.S」と連携させることにより、そのまま給与データと工事原価データになるため、従業員の給与計算だけでなく、工事原価管理を楽に行えるようになるという。

 打刻はPCやスマートフォン(iOS)から行えるため、オフィスだけでなく、工事現場からも簡単に打刻が可能。出退勤とあわせて「現場入」「現場出」の打刻を行えば、工事別・工種別に従事時間の登録が可能になるとした。なお、工事と工種の選択は、「PROCES.S」から出力される工事別・工種別のQRコードを読み取るだけで簡単に行えるとのこと。

スマートフォンから打刻が可能
工事別労務管理に対応

 また、時間外労働の上限規制を超える予兆がある場合に通知する機能を備えているので、長時間労働の見過ごしを防止。管理担当者が遠隔地からでも出退勤状況を確認可能な仕組みも備えており、現場作業員の勤務状況をリアルタイムに把握できるとした。

 価格は、1名あたり月額400円。別途、初期設定支援や操作指導費用、「PROCES.S原価・発注モジュール」「給与・労賃モジュール」が必要となる。