インテックが「課題解決特化型IoTサービス」強化、設備と人の動きをAIで画像解析し製造現場の生産性向上に寄与

　株式会社インテックは14日、製造業向けに提供している「課題解決特化型IoTサービス」の新機能として、AI画像解析とカメラを用いて、工場の作業員の動態と設備の稼働状況を取得・解析し、生産性の向上を支援する「作業者動態見える化テンプレート」を提供開始すると発表した。

　課題解決特化型IoTサービスは、製造現場の作業実績入力データや各種センサーデータを収集・蓄積し、作業工程や生産実績、設備稼働状況を可視化するサービス。今回は同サービスにおいて、新たなテンプレートを提供する。

　具体的には、カメラで設備と人の動きを自動で取得し、AIを使った画像解析を行うとともに、その解析結果と作業内容をひも付けて実績データを作成。このデータを作業計画等と突き合わせすることにより、工場ラインのムリ、ムダ、ムラの発生タイミングを把握可能な点が特長だ。

　また、ダッシュボートとガントチャートで、ムリ、ムダ、ムラの発生原因を特定できるとのこと。