デジタルアーツ、IDaaS「StartIn」にデバイス証明書の発行・管理機能を追加

　デジタルアーツ株式会社は5日、IDaaS（Identity as a Service）「StartIn」において、デバイス証明書の発行を可能とする新機能を追加し、6月より提供開始すると発表した。

　StartInは、ID管理やシングルサインオン（SSO）などの機能を提供するIDaaS製品。位置（GPS）を利用した位置情報認証、上長などの第三者を認証要素に加える第三者認証、定期的にアプリケーションでの認証を実施する定期認証といった機能も提供されており、強度の高い認証と安心・安全なID管理を実現するという。

　今回は同サービスにおいて、証明書発行機能を提供。位置情報認証や第三者認証といった従来の多要素認証に加えて、デバイス証明書による端末認証を実現する。また、StartInの管理画面上でデバイス証明書の発行および失効までをワンストップで運用できるため、強固なアクセスセキュリティと運用負荷の軽減が期待できるとのこと。

　StartInの価格は、月額300円（税別）。トータルセキュリティクラウドサービス「DigitalArts@Cloud」製品と同時に購入、もしくはすでに「DigitalArts@Cloud」製品を利用中の場合は、セット価格として月額150円（税別）で提供する。

　なお、証明書発行機能は標準機能として提供され、デバイス証明書は1ライセンスあたり1端末分の発行が含まれているため（1枚内包）、月額費用のみで利用できるが、追加の場合は1枚あたり月額150円（税別、購入は10枚単位）で利用できる。