freee、freee会計など複数の自社クラウドサービスを横断して承認を行える新機能を提供

　フリー株式会社（以下、freee）は29日、同社が提供している企業向けのクラウドサービス「freee会計」「freee人事労務」「freee販売」「freee請求書」で申請承認機能を利用するユーザーを対象に、サービスを横断して承認などを行える新機能、「横断承認機能」を提供開始すると発表した。

　従来、freeeの各クラウドサービスでは、それぞれのプロダクトのログイン後の画面でのみ、承認すべき依頼の確認を行えたため、複数のサービスを利用している場合は、それぞれのサービスに逐一ログインして、承認依頼の内容を確認する必要があったという。

　これに対して今回の新機能では、freeeの各サービス上で承認が完了した際に、ほかのプロダクトで承認するべき案件を一覧表示できるようになった。ユーザーはこの一覧から、承認依頼の内容確認と承認、差し戻しなどを行えるため、業務効率化が可能になるとしている。

　なお今後は、対象となるサービスを順次拡大していくとのことだ。