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MOTEXのクラウド版IT資産管理・MDM製品、リスクのある端末を警告・遮断するオプション機能を追加

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は11日、IT資産管理・MDM「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の新オプションとして、「デバイス検査」を2023年12月に提供開始したを発表した。

 LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は、MOTEXがこれまで培ってきた各種対策・ログ運用のノウハウとモバイル管理により、PC・スマホの一元管理を可能とする製品。インターネットに接続された、PC・タブレット・スマホといった端末の情報を収集し、「誰が」「いつ」「どの端末で」「どんな操作をしたか」といった利用状況を記録する機能を搭載しており、組織における情報漏えい対策や内部不正抑止策などに活用できる。

 新オプションのデバイス検査機能は、LANSCOPE エンドポイントポイントマネージャー クラウド版が収集・管理する資産情報をもとに、「最新のWindows Updateが適用されているか」「セキュリティソフトがインストールされているか」といった、管理者があらかじめ設定した項目を検査し、違反しているデバイスを検知できる。資産情報をベースとしているため豊富な検査項目を取りそろえている。

違反デバイスを一覧で確認できる(デバイス検査管理コンソール)

 検査項目に違反したデバイスに対しては、違反内容や是正方法をダイアログで表示し、自動で警告できる。また、設定した IPアドレス・ドメイン以外への通信を制限し、セキュリティリスクがあるデバイスの、ネットワークへのアクセスや業務用アプリの利用などを禁止できる。

 さらに、警告・ネットワーク遮断時に、特定のアプリやブラウザーを起動させる設定も可能で、検査項目に違反したデバイスを使用している利用者に対し、社内ポータルやマニュアルを示し、インストールが必要なファイルや手順を伝達できる。

違反デバイスに対して警告や通信制限を実施

 デバイス検査機能は、検査用エージェントをデバイスにインストールし、エージェントが検査・アクションを行うため、テレワークや移動中などを含むデバイスの所在を問わず、デバイス検査や利用制御を実施できる。