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CISのkintoneプラグイン「kinveniシリーズ」、複合グラフ表示、QR・バーコード読み取りの2種類を追加

 株式会社シーアイエス(以下、CIS)は18日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」向けに提供しているプラグイン「kinveni(キンビニ)シリーズ」において、「複合グラフ」「QR・バーコード読み取り」の2種類を追加したと発表した。

 「kinveniシリーズ」は、kintoneの標準機能でサポートされていない機能を拡張できるプラグイン(追加プログラム)。個別開発をすることなく、業務に合った機能を実装できるため、kintoneをより便利に活用可能になるという。

 今回はこのkinveniシリーズにおいて、新たに2種類のプラグインを提供する。

 1つ目の「複合グラフ」プラグインは、データ分析において利用頻度の高い、縦棒と折れ線の組み合わせグラフをkintone上で作成できるもの。複数のkintoneアプリをデータソースとして利用できるので、データを収集してグラフ用に転記するなどの準備作業に掛かる工数を削減し、情報のタイムリーなグラフ表示を行えるとした。また、1つの画面に複数のグラフを表示し、ダッシュボードとして活用することも可能なことから、標準機能では難しい高度なデータの可視化を実現するとしている。

 2つ目の「QR・バーコード読み取り」プラグインは、QR・バーコードを活用して設定された値を自動で入力し、入力作業を省力化するもの。例えば、設備の点検作業において、その設備本体に添付されたQRコードを読み取るだけで、管理番号や設備名等の基本情報を自動で入力する、といった使い方ができる。

 加えて、kintoneの標準機能と組み合わせ、マスター情報から当該設備のメンテナンス履歴を自動で表示するといった運用にも対応。PCの利用が難しい現場作業において、データ入力・操作の手間を省き、スムーズな情報連携を実現するとのことだ。

 なお、kintone上でQR・バーコードを生成する機能も、オプションで提供されている。