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CIS、kintoneの入力データをもとにプロジェクト進捗を見える化するプラグインを提供

 JBCCグループの株式会社シーアイエス(以下、CIS)は7日、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」プラットフォーム上に登録されている情報を用いて、作業スケジュールをガントチャート形式で表示するプラグイン「kinveni(キンビニ)シリーズ:ガントチャート」を発表した。

 「kinveniシリーズ:ガントチャート」は、kintoneのレコード内サブテーブル情報をガントチャート形式で表示するプラグイン。あらゆる日程、スケジュールの管理をガントチャート形式で共有できるという。

ガントチャートの例

 タスクのデータからガントチャート形式のスケジュール表を簡単に作成でき、マウスのドラッグ&ドロップによってスケジュールの変更を容易に行える。さらに、個社ごとの休業日をガントチャート上に反映できるので、視覚的に稼働日を意識してスケジュールの計画が行えるとした。

 さらに、kintoneのフィールド情報を条件に、ガントチャート上の行、セル、タスクバーの色を変更でき、例えば、納期の情報を条件として、行の色を5日前までは“通常色”、5日~前日までは“黄色”、納期当日以降は“赤色”に変更するといった使い方に対応。納期を視覚的に意識させることで、納期遅れへの対策を早期に検討する、といったことが可能になるとしている。

 このほか、ガントチャート上から、直感的な操作にて情報を編集可能なため、レコード詳細画面に移動することなく、迅速に作業を行える点も特長とのこと。

 また、営業部と技術部のメンバー等、複数部門のメンバーが同一のプロジェクトで設計業務を進める際に、最新の進捗状況や「作業依頼書」「進捗報告書」等の関連資料をガントチャート上のタスクにひも付け、メンバー全員に共有できるので、個別連絡の手間を省く、情報のアップデート漏れを防ぐ等、作業効率の改善と品質向上に貢献するという。

 価格は、kintoneライセンスの契約ユーザー数に応じて変わるが、1~100ユーザーの場合、1ドメインあたり月額2万8000円から。1年間の最低利用期間が設定されている。