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invoxの請求書発行システム「invox発行請求書」、請求書や支払通知書などのPDFを自動データ化可能に

 株式会社invox(旧社名:株式会社Deepwork)は12日、請求書発行システム「invox発行請求書」を強化し、自社発行の請求書や、顧客から受領した支払通知書などのPDFを自動でデータ化する「PDF自動データ化機能」を提供すると発表した。

 invox発行請求書は、請求データを取り込んで送信方法を指定するだけで、インボイス制度に対応した請求書を、取引先の希望に合わせたフォーマットで発行できるサービス。売上計上の仕訳データを生成するとともに、オンラインバンクと連携し、入金消込・督促までを自動化してくれるという。

 今回は同システムにおいて自社で作成した請求書をAI-OCRでデータ化する「PDF自動データ化機能」を、新たに提供する。同機能ではさらに、今まで自社システムに手入力する必要があった、顧客から受領する支払通知書のデータ化にも対応するので、自社の売上入金管理のさらなる効率化が見込めるとしている。

 なおデータ化される項目は、1)得意先(読み取った得意先名称で得意先マスタを検索し完全一致した場合に設定される)、2)請求日、3)支払期限、4)請求金額、5)税区分ごとの金額の内訳(源泉徴収金額を除く)など(図1参照)。なお請求明細はデータ化の対象外で、税区分ごとの明細が自動作成される。

図1:PDF自動データ化機能によるデータ化のイメージ

 この新機能は、プロフェッショナルプラン以上で利用でき、通常の月額基本料金とデータ処理料金以外の追加費用は発生しないとのこと。