コンカーの請求書管理サービス「Concur Invoice」、ファーストアカウンティングの「Remota」の連携

　株式会社コンカーは27日、請求書管理サービス「Concur Invoice」が、Peppol（ペポル）形式の請求書管理・運用業務の効率化のため、ファーストアカウンティング株式会社の経理業務自動化ソリューション「Remota（リモタ）」と連携すると発表した。

　Concur Invoiceは、請求書の受取から入力、承認、支払い、請求書の保管・管理までをデジタル化するクラウドサービス。一方のRemotaは、AI-OCR機能を利用して請求書などの電子化を支援するクラウドサービスである。

　今回の連携では、請求書発行企業のシステムより発行された請求書が、Peppol Network内にあるファーストアカウンティング提供のPeppolアクセスポイントを介して、請求書受領企業に送信される。受領企業側がRemotaにて受領した請求書のデータは、Concur Invoiceへ自動入力されるため、手作業の入力がなくなり、ミスの削減や改ざんリスクの低減などが実現するとのこと。

　さらに承認業務は、Concur Invoiceのシステム自動チェックや分析機能で効率化され、承認されたデータはデジタル上に蓄積されるので、経費に関する分析もスムーズに行えるとしている。