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B-EN-G、クラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」の通信効率を改善

低速なインターネット回線でも快適に利用可能に

 ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は27日、クラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」の新版「同 V14.2」において、通信効率の改善を行ったと発表した。

 GLASIAOUSは、海外向けERPパッケージ「mcframe GA」をシステム基盤とするクラウド型国際会計&ERPサービス。多言語・多通貨・多基準に対応し、記帳代行からグループ経営管理まで幅広く利用できるという。また、世界各地の会計事務所とIT企業が一体となった「GLASIAOUSコンソーシアム」を結成し、システムだけでは解決できない現地課題の支援を行っているとのこと。

 こうしたクラウドサービスの利用時の課題として、インドやミャンマーなど、インターネットのインフラ整備が不十分な海外拠点において、読み込みや画面表示に時間を要してしまい、業務のスムーズな遂行に影響を及ぼすといったケースがあったが、今回のアップデートでは、低速な通信環境でも快適に利用できるような改善を行った。

 具体的には、通信データの圧縮技術を用いることで、通信量を抑制し、短時間でページの読み込みを可能にしたほか、必要最低限の項目を表示する画面レイアウトにすることで、画面表示速度を向上させた。また、UI/UXの分析を行い、利用者が少ない手順で操作できる設計を採用。こうしたアップデートにより、2Mbps程度の回線速度でも問題なく利用可能になったとしている。

GLASIAOUSの稼働が確認されている、エリア、使用形態とインターネット通信速度の測定値