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ウイングアーク1stとデータ総研が協業、組織のデータ基盤の設計から構築・運用までをトータルで提供可能に

 ウイングアーク1st株式会社と株式会社データ総研は30日、データマネジメント領域における業務提携契約を締結したと発表した。ウイングアーク1stのデータマネジメントサービス「Dataring」の製品開発・提供において、データ総研の知見を生かしていくという。

 Dataringは、Excelデータをはじめ、業務システムでは集約しきれない多様なデータを集約・蓄積するデータパイプラインを構築し、全社横断で活用・分析を行えるデータ分析基盤サービス。さまざまなデータを収集・変換・加工し、ダッシュボードやグラフなどで、用途にあわせて閲覧できるようにするという。

 今回の業務提携では、データマネジメント実践のためのルールや組織づくり、標準データの設計を得意とするデータ総研の知見を生かすことで、企業のデータ活用において、データ活用戦略の構想支援やデータ活用組織の設計支援といった企画・構想フェーズから、ウイングアーク1stが以前から提供してきたシステム構築フェーズ、運用拡張フェーズまで、一気通貫で提供可能になるとした。

 具体的には、データマネジメント実践のためのガイドラインづくり、組織設計・人材育成、標準データ設計に関するコンサルティングサービスや、データ活用戦略に関するコンサルティングサービスなどを提供。また、データ活用基盤に関するインテグレーションサービスも提供するとしている。

 さらに2024年度からは、ウイングアーク1stのデータ分析基盤「Dr.Sum」を用いたデータマネジメント講座の実施も予定しているとのこと。

この協業で可能となるデータマネジメント関連サービス