ニュース

テラスカイ・テクノロジーズ、AWS専門の人材派遣サービスを提供

 株式会社テラスカイ・テクノロジーズは24日、Amazon Web Services(AWS)専門の人材派遣サービスを10月からスタートしたと発表した。

 テラスカイ・テクノロジーズでは、これまで、キャリアチェンジしたIT未経験者をリスキリングし、Salesforceのスペシャリストとして、Salesforce運用に課題がある企業に対して約100社に派遣してきた。

 さらに近年、顧客企業からは、IaaSにおける継続的なセキュリティ/ガバナンス強化や、各サービスの特性を生かした活用・運用方法に対処する人材不足の声が高まっているとして、2023年4月にSalesforce事業に次ぐ、第2の事業として「AWS事業推進部」を新設し、10月から「AWS人材派遣サービス」の本格展開を開始した。

 AWS人材派遣サービスでは、AWSの資格を持つエンジニアを派遣し、広範囲にわたる高度なスキルで企業の課題解決に貢献する。保有資格は、「Solutions Architect - Associate(AWSのアーキテクチャ設計に関連する知識とスキル)」「SysOps Administrator(AWSの運用とパフォーマンスと効率を最大化する方法への深い理解)」「Developer Associste(AWS上でのアプリケーション開発,AWSマネージドサービスを利用したプログラム開発)」の3種類。

 エンジニアの育成には、3カ月のトレーニングが一般的とされる中、テラスカイ・テクノロジーズでは5カ月間以上のトレーニングを設定。AWSの専門技術・知識・運用ノウハウを養うトレーニングから、実践力を養う「現場力強化カリキュラム」を独自に行っている。総合的な育成プログラムにより、派遣先で即戦力として活躍できるエンジニアを輩出している。

 テラスカイのクラウド技術に、グループで企業の基幹システムのクラウド移行から運用・保守まで多数の実績を持つ株式会社BeeX(AWSコンサルティングパートナー認定企業)のバックアップ体制を設け、グループ力を生かしたサポートを提供する。

 具体的な活用シーンのうち、設計支援、構築作業では、AWSの設計支援、構築作業、ドキュメント作成、およびサポート問い合わせ支援を実施。AWS主要サービス(EC2、RDS、VPCなど)の設計書作成支援や、AWS主要サービスの構築作業、単体・テスト実施、ドキュメント作成支援(パラメータシート、構築手順書、テスト報告書など)、サポート問い合わせ代行、検証作業の実施などを提供する。

 保守・運用業務サポートでは、AWSに関わる運用業務、およびサポート問い合わせ支援を実施。AWS環境の構築、設定変更作業、AWSおよびOSの定型作業(パッチ適用、バックアップ、ストレージ拡張など)、監視アラートの初動対応、ドキュメント作成(テスト報告書、障害報告書など)、サポート問い合わせ代行、検証作業の実施などを提供する。

 開発サポートでは、AWS上でのアプリケーション開発業務全般を支援。AWSマネージドサービスを利用したプログラム開発、単体/結合テストの実施、ドキュメント作成(設計ドキュメント、パラメータシート、テスト報告書など)などを提供する。