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クラスメソッド、Amazon Connectを用いたコールセンターの短期導入を支援するサービス

 クラスメソッド株式会社は23日、Amazon Web Services(AWS)のクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」を活用し、低コストかつ短期間でコールセンター機能を導入できる「スタートパッケージ for Amazon Connect」を、同日より提供開始したと発表した。

 クラスメソッドでは従来、さまざまな規模のコールセンターシステムについて、要件をひとつひとつ調整して開発を行ってきたが、特に中小規模のシステム開発では、Amazon Connectの標準機能で十分に利用企業のニーズを満たせるノウハウを積み上げてきたという。

 そこで今回は、Amazon Connectの環境一式をクラスメソッドが構築・提供するパッケージサービスとして、「スタートパッケージ for Amazon Connect」をメニュー化した。同サービスでは、電話番号の払い出し、音声案内、自動応答といった、よく利用される標準的な機能をパッケージ化しており、短期間で十分な機能をもったコールセンターシステムを導入できるとのこと。また、クラスメソッドのエンジニアによる個別コンサルティングをもとに、カスタマイズした機能の提案も可能としている。

 サービス提供にあたっては、問い合わせ内容に応じ、オンラインまたはオフラインの打ち合わせを通じて課題や要望の確認を行った後、企業の環境に沿って提案と見積もりを実施。契約手続き完了から約3週間で、Amazon Connect利用開始後の操作レクチャーまでを行うとした。

 参考価格は、初期費用が20万円(税別)から。なお、このサービスはクラスメソッドのAWS総合支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」加入者向けとなり、プレミアムプランの契約が必須となる。