ニュース

NTT-AT、企業などにおけるCSIRTの成熟を支援する「CS@T PLUS」を提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は17日、企業などにおけるCSIRT(Computer Security Incident Response Team)の成熟を支援する「CS@T PLUS」を提供開始した。

 CS@T PLUSは、「CSIRTを自社に立ち上げたが、この後何をすれば良いかわからない」「インシデントが起きた場合に不安である」といった、多くのCSIRT担当者から寄せられた悩みに対応するサービス。CSIRTの成熟に悩みを抱える顧客向けに、NTT-ATのセキュリティ専門家がバーチャルチームとしてCSIRTに加わり、相談や助言、必要とされる関連文書案の提案などを行う。CSIRT担当者と一緒に活動することでCSIRTを成熟させ、万が一、インシデントが発生した際にも被害を最小にする。

 また、CSIRTには、大きく分けて有事の対応と平時の対応があるが、これらの取り組みを自社で全て準備・推進するとなると、セキュリティ人材の育成に時間がかかったり、リーダーシップを取れる有識者が不足したりするなど、簡単には実現できないと説明。そこで、サービスでは、有事向けの対応と平時向けの対応を支援するため、オプションとして「定期脆弱性診断」「システムの耐性確認」「インシデントレスポンス支援(調査・分析)」「デジタルフォレンジック」など10種類のサービスを用意。これらは、CSIRTに必要な機能を必要なものだけ追加できるオプションプランで、不足しているCSIRT機能のうち、必要な機能だけをプラスして、CSIRTの成熟を支援する。

 サービスの提供価格は要問い合わせ。