ニュース

IIJ、マネージド型WAFサービスでDDoS対策機能を標準機能として提供開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は2日、Webサイトを外部の脅威から防御するWAF(Webアプリケーションファイアウォール)サービス「IIJマネージドWAFサービス」において、DDoS対策機能を標準機能として提供開始すると発表した。これまでは別途契約する必要があったが、今回より追加費用なしで利用可能になるという。

 IIJマネージドWAFサービスは、IIJのセキュリティエンジニアが運用を行うマネージド型のWAFサービス。利用企業のWebサイトごとに最適なポリシーを提供するため、導入時に検知ルールのエージングを標準提供するほか、サイトごとにシグネチャや検知設定をチューニングできるので、個人情報を取り扱うサイトやECサイトでの利用にも適しているとした。

 今回は同サービスにおいて、IIJが2005年よりサービスを開始し、実績を持つDDoS対策を、標準機能として提供する。これにより、追加費用なく、WAFとあわせてDDoS対策が可能となる。このDDoS防御機能では、IIJが持つ国内外のバックボーンネットワークに分散配置したDDoS対策基盤により、テラビットクラスの大規模なDDoS攻撃にも対応可能とした。