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ブラザー、7年間の製品耐久を実現したA4モノクロレーザー/カラープリンター・複合機7機種を発表

 ブラザー販売株式会社は13日、レーザープリンター・複合機の新製品として、7年間の製品耐久を実現した7機種を10月中旬に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

 新製品は、モノクロレーザー複合機「MFC-L6820DW」「MFC-L5710DW」、カラーレーザー複合機「MFC-L3780CDW」、モノクロレーザープリンター「HL-L6310DW」「HL-L5210DW」「HL-L5210DN」,
カラーレーザープリンター「HL-L3240CDW」の7機種。いずれも、「本体も消耗品も永く使えて、長く持つ」をテーマに、7年間の製品耐久を実現。また、一度の交換で長く使用できる超・大容量トナーも発売する。

 新製品は、7年間の使用を想定した、過酷な条件下に置いて意図的に劣化させるヒート試験と、開閉数の多い操作部を中心に繰り返しの操作を行う自社耐久性試験をクリアした。

 モノクロ・カラー4機種では、超・大容量トナーが使用できる。モノクロレーザープリンターのフラッグシップモデル「HL-L6310DW」で使用できる超・大容量トナーは、約2万5000ページ分の印刷が可能。トナーを大容量にすることで、消耗品交換の手間を軽減し、カートリッジ廃棄量の削減にもつながる。

 モノクロレーザープリンターの「HL-L6310DW」は、毎分約50枚の高速プリントを実現。カラー複合機「MFC-L3780CDW」も、毎分約30枚で高速かつ鮮やかなカラープリントができる。

 全機種ともコンパクトな設計で、スペースの限られた場所にも設置できる。さらに、モノクロレーザープリンター・複合機では、フロントオペレーションを採用し、給紙・排紙、トナー交換などの操作を前面で行える。

 全機種で、紙資源節約に貢献する自動両面プリント機能を搭載。2in1、4in1のページレイアウト印刷と組み合わせれば、さらに用紙を節約できる。

 また、有線LANは全機種に、無線LAN(2.4GHz/5GHz対応)はHL-L5210DNを除く6機種に搭載し、置き場所を問わずにプリンターを共用できるスマートオフィスを実現する。ネットワークを利用して、スキャンしたデータや受信したFAXデータを、そのままPCを使わずにGoogle DriveやBoxなどの各種ウェブサービスに保存して、外出先で確認できる。無線LAN対応モデルは、AndroidやiOSを搭載したスマートフォンやタブレットから直接印刷できる。